本委員会で検討しました評価基準案、体制案について、看護系大学の教職員の皆様をはじめ、様々な立場の皆様からご意見をいただき、よりよい実現可能なものとしてまいりたいと思います。ご意見をお待ちしております。
大学には、社会に有用な人材を輩出すると共に、自らの活動を評価することが求められています。現在、各大学では、学校教育法で義務付けられた、認証評価機関による「機関別評価」が行なわれています。しかし、看護学の学士課程・大学院の場合、機関別評価のみでは専門領域としての看護学の側面が十分には評価されないと危惧されています。
そのため、日本看護系大学協議会では、看護学領域で活動、貢献できる人材を育成するための評価体制を独自に構築することを目的として、評価の基準・指針、評価体制などについて検討をしてまいりました。
これにより、
をめざしています。
この評価は、対象校における看護学教育の発展を目指した評価であり、改善・改革に向けた具体的対策や指摘、将来に向けた発展のあり方について提案することを目的としています。
したがって、単に、教育課程としての適切性を評価するのみでなく、課題提起やどのような発展方策が望まれるのかを示していくこと、対象校相互の質の向上を図るために、対象校の優れた点を積極的に評価していくことに重点を置いています。