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CCNE外観
受 付
CHEAと同じフロア
CCNEは1996年、米国の看護の最大認証評価機関として、教育省より正式に認定されました。設立当初はAACN(全米高等看護教育協会:American Association of Colleges of Nursing)が資金を融資していましたが、2年間で返済を終え、現在は自己資金にて運営されています。CCNEの事業目的は、質の高い看護職を養成するため、学士・大学院課程における看護教育の質基準を確立し、第三者評価を行うことです。
今回、日本版の看護学における第三者評価システム構築に向けた関連資料・情報を収集するため、平成19年11月5日、平成20年3月10日の2回にわたり、ワシントンDCにありますCCNEのオフィスを訪問しました。
CCNEは事務局(6名)・理事会(13名)・5つの委員会から構成されます。職員とは別に、評価者が全米で600名おり、主に大学の学長、教授、実践看護師などが含まれます。
近年、米国ではディプロマ・ミル(ニセ学位)が問題となっており、これと同様にアクレディテーション・ミル(ニセ認定)も存在します。これらの背景により、CHEA(高等教育認定協会:Council for Higher Education Accreditation)が、アクレディテーション団体の質を保証するため、1996年に非営利の民間団体として設立されました。CCNEもCHEAの認定を受けています(CHEAが認定した団体のリストがHP内で紹介されています)。
CHEAは、CCNEと同じ建物、同じフロアに位置しています。
CCNEでは、コピー・FAX等のある事務作業室が1室、休憩・給湯室が1室あります。CCNEとAACNは同じフロアにあり、AACNの入口から奥に進むとCCNEのオフィスがあります。スタッフはAACNと合わせて30〜40名です。CCNE専任スタッフは6名ですが、人員をシェアしています。部屋は、個室の他、2〜3名ずつの部屋があり、スタッフ個々人には作業デスクがあります。
CCNEの会議室では、対象校からの自己申告書が保管されています。CCNEではこれまでに約500校を評価しています(年間評価件数:80〜85校)。
自己申告書の一部です。
自己申告書のおおよその厚さです(4〜5cm)。対象校によってその厚さは異なります。
CCNEの倉庫には、これまでの認定校の自己申告書を保管しています(保管期間は20年間)。